てらまんの投資録

アラサーリーマンによる投資中心の雑記

不安心理

投資をするなら感情的な判断をしてはいけない、と当ブログでは再三主張していることですが、不安心理によって株価が下落することは想像に難くないかと思います。

 

下落を恐れることによって株を手放す。

 

これは感情由来の判断になります。

 

しかし、多くの投資家がその心理によって売りに転じ、株価が下がる事を見越して早めに売るという判断は、同じ売るという行為でも意味合いは大きく違ってきます。

 

麻雀やポーカーでも上振れが来れば、流れが来てる、ツキが来てるというのを信じて攻め気でいく人がいます。

 

実際流れが来てるから、次も幸運が続くというのは勘違いでしかないのですが、それを信じる事によって相手のプレイが変化することに対応する必要はあります。

 

相手が感情的な非合理な判断をしていることに対し、理性的に対応する事はとても大事です。

 

どちらも、大局的に場を見て判断する事は大事という点では同じです。

 

ところで話は大きく変わりますが、ここ数日はコロナウイルスの変異種であるオミクロン株の出現により、世界各国で株安となりました。

 

このオミクロン株ですが、現状まだ実態がよく分からない、どれほどの影響力を持つかは不透明、という状態です。

 

実態が不明な時、その想定されるリスクは過大評価されやすい傾向にあります。

 

過大評価されたリスクは不安心理を増幅させ、株価を下落させます。

 

オミクロン株の実態が明らかになるまでは(バイデン大統領曰く、2週間程かかるとのこと)、短期的には下落傾向になりそうです。

 

オミクロン株に対する既存のワクチンの効力、感染力次第では、昨年のコロナショック程の株安を引き起こす可能性も0ではないかと思います。

 

しかし筆者のようなインデックスへの長期投資戦略をメインにしている場合、どの道売る必要はありません。

 

どれ程株安になろうと、定期的に無心で機械的に買い増し(積立)していく、所謂ドルコスト平均法を継続していくことが、最適では無いにしろ1つの正解と思います。