てらまんの投資録

アラサーリーマンによる投資中心の雑記

テキサスホールデムに学ぶ投資のマインド

テキサスホールデムというポーカーの一種のゲームがあります。

 

私は投資に必要なメンタリティーや心持ちはポーカーを通じて学びました。

 

ポーカーから投資のマインドを学ぶと書きましたが、ポーカーのゲーム性は投資そのものです。

 

私はポーカーの戦略本を10冊以上読み、Game Theory Optimal (GTO) と呼ばれる、ポーカーにおけるゲーム理論を独学し、$オンラインの低レートキャッシュゲームは安定してそこそこ勝ち越せるようにはなりました。

 

最低レートなので、半年かけて$10から$300に増やすというのんびりさではありますが、マイナスサムゲームで長期的に確実に増やせています。

 

私が最初に読んだポーカーの戦略本が、『フィルゴードンのポーカー攻略法 入門編』でした。

 

その本の序盤に記載されている印象深い言葉が、『このゲームはギャンブルではない。戦略的投資ゲームだ。』というものです。(※言い回しはうろ覚えです)

 

その通り、このゲームは短期的にはギャンブルとも言える程運に左右されますが、長期的にはほぼ確実に強いプレイヤーが勝ち越します。

 

ポーカーは人生の縮図とも言えるゲームです。

 

選択の連続であり、正解の選択肢は複数あることも多く、しかし正しい選択をしたとしても、その時その時では必ずしも良い結果に結びつくとは限りません。

 

ポーカーを続ける限り、

どれだけ期待値的に正しいプレイをしたとしても、運次第で負ける時は負けます。

 

私もポーカーをやり始めた最初の頃は、理不尽な負けをする度に怒りや苛立ちの様な感情が沸き起こり、プレイが雑になることも多々ありました。

 

そうなると、非合理的な感情任せの選択をしてしまう=長期的に負けるプレイをしてしまい、損失を拡大させてしまいます。

 

これは投資にも全く同じことが起こり得ます。

 

暴落し、これ以上の損失を拡大させたくないという感情的な判断で損切りをする。

 

含み損を確定させたくないという感情的な判断で、今後上がる見込みの薄い株を持ち続ける(所謂塩漬け)。

 

急騰した株に乗り遅れまいと、急いで急騰した株を買う。

 

これらの感情由来の非合理的な判断は、決してするべきではありません。

 

ポーカーも同様に、どれだけ理不尽な負けを重ねても、決して感情的にならず無心で正しいプレイをひたすら重ね続ける必要があります。

 

確率は長期的には収束するものなので、短期的な不安を嘆くことに意味はありません。

 

とはいえ、これらのことは 言うは易く、行うは難し です。

 

いつ投資をしてて暴落に巻き込まれても大丈夫なように、常に冷静に判断するよう心掛けましょう。

 

ポーカーをプレイするに当たって必要な心持ちを学べば学ぶ程、投資に必要な心持ちも学べるという話でした。