てらまんの投資録

アラサーリーマンによる投資中心の雑記

ゼロサムゲーム プラスサムゲーム

投資は危ない、危険、9割の人間は負けて終わる。

 

投資に対するイメージとして、上記のように語られることが多いと思われます。

 

実際のところはどうなのでしょうか。

 

私は、短期投資はゼロサムゲームに近いと考えています。

 

一言で言えば、勝った人がいればその分だけ負ける人が現れる状態です。

 

その場合、一般投資家が専業トレーダーに勝ちこすことはほぼ不可能と考えていいでしょう。

 

普通に働いていれば、チャートを長時間眺めて購入や売却のタイミングを見極めることは難しいですし、専業トレーダーと比較して情報量に劣るので判断ミスが増えるからです。

 

素人が投資に手を出すと危ないと言われるのは、このことを言っているのだと思います。

 

何の知識もなく投資するのをやめた方が良いというのは、その通りだと私も思います。

 

しかし、投資するのに多くの勉強は必要ありません。

 

プラスサムゲームになる状況で自分のお金を投入すればいいだけなのです。

 

プラスサムゲームは、平均的にはそのゲームの参加者全員が勝ちます。(もちろん必ず勝てるという保証があるわけではありません)

 

世界全体で見れば、人間社会は今もなお成長を続けています。経済が成長すれば株価は上がるので、長期的に見れば株価は右肩上がりの状態になっています。

 

短期的には暴落することもありますが、それでも時間が経てばいつかは暴落前よりもさらに株価を伸ばすことがほとんどです。

 

投資の世界は、短期か長期でゼロサムゲームかプラスサムゲームかという性質が変わります。

 

これを理解していれば、投資は怖いものでもなんでもありません。

 

余談ですが、日本社会はバブル崩壊前の日経平均最高値を30年間も未だに超えられておらず、成長率も悪いので投資先としては現状あまり魅力的ではありません。

 

長期の視点でもあまり成長が見込めないのでゼロサムゲームもしくはマイナスサムゲーム寄りになる≒専業や資産家に勝つのが難しいので負ける可能性が高いということになります。