加速する円安と物価上昇
ドル円は一時122円台を記録。
今後中長期で円安はさらに進行していき、円の購買力は失われ物価の上昇がより加速していく可能性がありますね。
FRBのパウエル議長が5月予定の連邦市場公開委員会(FOMC)にて、政策金利を通常の0.25%の2倍の0.5%の利上げを示唆し、外国為替市場では金利の高いドルに買いが入っている模様です。
一方の日本はインフレの恐れが強まっていても金融緩和の方向を継続、金利の低い円は売られているようです。
有事の際には円が買われ円高になる というのはもう完全に過去の話で、どことなく日本の衰退を感じさせますね。
日本の低成長性、日本の経常収支悪化と、これから円高になる見込みもあまりなさそうです。
となると、金融資産を長期的に円で持ち続けるのは適切ではないと筆者は改めて感じています。
これからの時代は、守りの為にも金融資産の一部でも全世界株式、米国株に換えておいた方がいいでしょう。
インフレのリスクヘッジとして純金を少しずつでも積み立てるのも相変わらず有効と思います。余談ですが本日の純金は 8500円/g を超えましたね。
税制面でかなり不利ですが、一部を仮想通貨に換えるのもありだと思います。
4月からの値上げラッシュで、私たち一般庶民もダイレクトに影響を受けるのは間違いありません。
円安になるのなら、『円を持つこと』それ自体がリスクとなります。
円で持つことが怖いという感覚も持ってもいいと思います。