お金は本当に大事なのか
今回は、お金って皆が思うほどそんなに重要じゃないし、お金で悩むのって人生の無駄だよね という需要が全くなさそうな話です。
お金は大事ではない、という人を私はほとんど出会ったことがありません。
実際現代社会で生きていく為には最低限のお金が無いと困窮します。
しかし、逆に言えば必要最低限のお金さえあればそれ以上のお金はそれほど重要ではない、という捉え方もできると思います。
必要最低限のお金がどのくらいかは人によって多少変わると思いますが、2021年現在の日本の単身者の生活保護受給額は10~13万円程度らしいので、12万あればいいというのを一つの指標とします。
すると年収200万もあれば、今の日本の物価的に生活するだけなら何の問題もありません。
それだと貯蓄ができないから将来不安だという意見が聞こえてきそうですが、本当に困窮した場合は行政からの補助(それこそ生活保護等)を受けて生活することができます。
日本国憲法第25条に『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』という記載があり、日本という国が破綻しない限りはお金の不安というのはある種幻想でしかありません。
そもそも、お金の不安とは何を指しているのでしょうか。
困窮しても行政の補助がある以上、餓死するようなことには通常なりません。
そういった行政の補助の存在を知らないと申請することすらできないので、ごくまれに日本でも餓死者はでますが、色々調べれば無理に働く必要すらなく生活できてしまいます。
贅沢はほぼできませんが、贅沢したいならその分頑張って稼げばいいだけのことです。
この考え方のメリットとして、お金の執着が無くなります。
投資しているなら、昨今の下落などにも動じることなく過ごせます。
貧すれば鈍するという言葉があります。
平たく言うと、困窮してお金のことばかり考えると他のことに頭が回らなくなる(思考力の低下を招く)ので、頭が悪くなってしまうことです。
お金のことについて日々考えることは大変無駄なことで、その思考を何か別の方向に向けた方がよっぽど生産性も幸福感も向上します。
お金について悩むことから解放されましょう、という話でした。