てらまんの投資録

アラサーリーマンによる投資中心の雑記

S&P500下落 買い増しのチャンスなのか?

S&P500が直近3週間で9-10%程度下落しました。

 

投資をしている人間にとっては、株価の下落はいつか必ずやってくるものと分かっていながらも、いざ実際にみるみる減っていく自分の資産を目の当たりにするのは大変恐ろしいものと思います。

 

ビットコインも大幅下落しており、こちらは昨年11月の史上最高値から50%弱程度も暴落。ビットコインのチャートはピカチュウの尖った耳の様だと一部では揶揄されているほど、相変わらず不安定極まりない様相を呈しています。

 

ついでに日経平均もここ2週間程度は下落し続ける動きを見せています。

 

どうしてここまで米国株が下落しているのか、その理由は素人の私では根拠の希薄な憶測で語ることしかできませんが、

オミクロン株の流行、テーパリング、去年一貫して高騰していた分の調整等が考えられます。

 

S&P500は2021年の間に27%上昇し、これは過去の平均利回りである6.78%と比較して非常に大きい上昇率であるのは明らかです。上振れ、バブルとも言える状態だったので、今回の下落はいつかはやってくるものと十分予想できます。

 

ちなみにこのS&P500の利回りの根拠とは、連動対象であるS&P500指数(配当込み、円換算ベース)の2001年~2020年の年平均成長率から、想定される運用コストを差し引いて算出した数値です。

 

この下落がチャンスであれば、資金に余裕があれば買い増ししていくことがベターと思われます。

ということでタイトルにある昨今の株価下落はチャンスかという話に戻りますが、そこまで大きなチャンスというわけではないというのが私の意見です。

少しは買い増してもいいと思いますが、余剰資金の大半を投じるほどでは到底ありません。

 

筆者がそう考えた理由はとてもシンプルで、直近の10%程度の下落でも、去年の年初からまだ約14%上昇した状態だからです。

先述の平均利回り6.78%をまだまだ大きく上回っています。なので、諸手を挙げて買い漁りに行くような状況ではないということです。

 

また今年の内は大きく株価指数が上昇していく材料もあまりないように思います。

 

通常運航で、ドルコスト平均法の力を借りて地道に積立てていく姿勢を継続していくのがよいと思います。